こんにちは、㈱エムズアーキプランニングの田中です。
こちらのブログでは申請にまつわるちょっとした情報や社員の日常をお届けして、お客様との距離をより縮めていきたいなぁと思っていますので、興味のある記事だけでも、是非ご閲覧ください!
さて、記念すべき1記事目ということで、まずはしっかりと申請にまつわる情報をお届けしたいと思います。
今回は長期優良住宅で問題になりやすい、大屋根の物件についてです!
まずざっくりと、大屋根の物件(2階建)で問題になりやすい部分はと言いますと・・・
・2階の軸組計算
・2階水平構面(1階直上の強度)
おおまかに、こういった所でしょうか。
長期優良住宅の基準をクリアするためにどういった考え方をするのか、簡単にご説明いたします!
まずは、①について。
何故2階の軸組計算が問題になるかと言いますと、耐力壁(筋交)を入れていい壁のルールである、
・最も背の高い筋交の1/2以上の高さが必要
・高さ1,350mm以上必要
この2点が枷になります。
例にあげた物件ですと、「に」通りには筋交が1本も入らないことになりますので・・・
当然、釣合計算がかなり厳しくなります。
意匠設計の先生方におかれましては、プランの時点でこの事を念頭に置いていただければ申請もスムーズに進むのではないでしょうか!
次に②について。
2階水平構面の何が問題になるかと言いますと・・・
こういうことです。
要するに、1階から真上を見たときに屋根や床があったとしても、吹抜として扱わなければならない部分がでてきてしまいますので、そこの部分を補強してあげなければいけませんよ!と、いうことです。
弊社では、例にあげた対応(合板追加)がセオリーとなっています。
いかがでしょうか。
このような厄介な物件でも、弊社では 安く!早く!正確に!
ご対応致しますので、株式会社エムズアーキプランニングを是非よろしくお願いします!